過敏性腸症候群に対しての効果
過敏性腸症候群と呼ばれる病気を耳にしたことはありませんか?過敏性腸症候群は、略してIBSとも呼ばれていますが、何も珍しい病気ではなく、誰にでも起こる可能性のある病気です。
過敏性という名前がついているように、何かが引き金になって、お腹の調子がおかしくなるというものです。
例えば、心配性や神経質な性格をしている場合には、あることが気になってしまい、便秘や下痢を繰り返すような症状です。
お腹にはガスが溜まってしまい、どうも苦しいと思ってしまうなら、この病気にかかっている可能性があります。
過敏性腸症候群になる理由には、胃と腸には脳と同じ神経があって、つながっていることから起こります。
そこで、何らかの不安やストレスがかかってしまうと、脳からの刺激が胃や腸にまで伝達されるというわけです。
こうした症状になると、ストレスを感じるたびに胃や腸の症状が悪化してしまいます。
何度も再発する可能性があるということです。
そんなときは、乳酸菌を摂取するようにしてみましょう。
乳酸菌を摂取することにより、腸の蠕動運動が活発になり、腸内環境を酸性に保ちつつ、善玉菌を増やし悪玉菌を退治することができます。
ただ、乳酸菌を摂ればなんとかなるといっても、代表的な商品として挙げられているヨーグルトでも、乳酸菌が胃酸に弱いということから、腸に届く前に死滅してしまうことが多いようです。
そんなときには、同じ乳酸菌でも胃酸に強く、生き残って腸まで届くようなヨーグルト製品を選ぶようにしてください。
商品によっては、乳酸菌以外の体に有効な酵母菌がたくさん含まれています。
オリゴ糖といったいくつかの酵母菌は、その栄養になって増殖させることができます。
つまり、乳酸菌と一緒に摂取するオリゴ糖は、さらにその効果を倍増させることができるというわけです。
こうして、過敏性腸症候群の症状もしっかりと抑えることができ、ストレスによるお腹の不調も解消することができます。
乳酸菌には動物性と植物性があるのですが、植物性の方が胃酸に強いといわれていますのでおすすめです。